Amazon Kindle Fire困った! 3.App買えない日本語入力出来ない!
Amazon.com アメリカのアマゾンで販売している電子書籍端末、 Kindleの最新モデルが2011/9/29に発表されました。 Kindle Fireは11/15に発売。199$。買いました。素人にはオススメしない日本語入力環境とAndroid Marketの導入です。
まずウェブブラウザを立ち上げて気づいたのは、日本語入力が出来ないこと。Googleでローマ字で検索すればなんとかはなりますが。。
次に驚いたのは、アカウントをセットアップしてAndroidのアプリケーションをインストールしようとすると、AmazonのAppサイトに繋がり、無料ソフトでもクレジットカード情報の入力が必要。そして入力すると、「地理的制約で購入出来ません」というメッセージが出て、Androidアプリが全くインストール出来ないこと。
検索したところ、管理者権限を取得し設定ファイルを上書きすることでAndroid Market(Googleのアプリストア、Amazonを介さなくてもアプリのインストールが可能になります。)と、フリーの日本語入力shimejiをインストール出来るようになるとのこと。
ここでいくつか乗り越えないといけないポイントが。
- マイクロUSBケーブルとPCを持っていること
- Google Androidの開発者ツール、Android SDKとUSBドライバをインストールすること
- 上記のツールをさらにカスタマイズして、ドライバの更新をすること
- 管理者権限(root)を取得するツールをインストールして、Kindle Fireを乗っ取ること
- SDKに含まれるadbと呼ばれるアンドロイド向けツールで、コマンドプロンプト経由でアプリケーションのインストールやコピー、パーミッションの設定等を行うこと
- Android Marketをインストールするには、さらにKindle本体でアプリケーションのインストールやコピー、パーミッションの設定等が必要になること
- 日本語入力を行うには、上記に加えてsqliteのデータベースの内容を変更する必要があること
- 操作を誤るとKindleが起動しなくなるほか、そもそもrootを取得した時点で保証が効かなくなること
とまあ、6番目のsqliteのデータベースのやり方については自分がやった時点では英語での解説しかなく、かなりハードルが高い状態になっていて、自分のようなrootって??SDKって?という初心者では合計8時間くらいかかりました
また、sqliteのデータベースをいじって入れた後、パーミッションの設定を忘れていてKindle Fireが無限起動ループに陥り、非常に焦りました。(adbで無理矢理パーミッション設定を、起動と再起動の間にコピペ入力でねじ込み無事設定出来ましたが。)
Kindle Fireでアンドロイドマーケットが試用出来るようになった後。Go Launcherを使っています。しかし入力出来るようになると便利、というか普通のAndroidスマホと同じ感覚で使用できるようになりました。Androidにある程度慣れているのと、PCリテラシーが無いとちょっと難しいです。
- Amazon Kindle Fireで日本語を入力する / ATOK,simejiをインストールする
- Kindle Fireで日本語入力ができるようにする
- [G-Apps][GUIDE] Google Apps on the Kindle Fire - Simpler Market Instructions
- Kindle Fireを購入するには、アメリカのアマゾンのアカウント取得等が必要です。購入方法をご参考下さい。
- さらに、アメリカ国内のみ発送品のため転送サービス/個人輸入代行についてをご確認下さい。
- Kindle Fire各モデルの詳細は Engadgetが参考になります。
- Amazon Kindle Fire (キンドルファイア) 買いました。 1.まずは注文から届くまで
- Amazon Kindle Fire (キンドルファイア) 買いました。 2.開封とセットアップ
- Amazon Kindle Fire困った! 3.App買えない日本語入力出来ない!
Kindle Fireに標準搭載のオックスフォード英々辞典。実は結局あまり本を読むこととして使わず、ブラウザ・メールチェック端末、フォトフレームとして使っています。